私立ではなく国立大学を目指すことがいかに価値があるか似非科学的見地から検証してみた

いきなりですが、僕は1年浪人して国立大学に入りました。
一方、浪人して、私立大学に行った人もたくさんいます。

あの大学の○○学部は教育がしっかりしていて学べるから行きたいんだ!

みたいな明確な目標があるならまだしも、残念ながらほとんどの人は4月の時点ですでに

センターで国語と社会までやるのが大変(理系の場合)

みたいな動機から私立を目指していくのです。
やる前から諦めてどうする!?と僕は常々思っていたのですが、まぁそんな修造論もとい精神論に訴えてもどうしようもありません。そんなことでは他人は変わりませんから!
ここは現代っ子にも分かりやすいように、いかに国立大学を目指して勉強することが金銭的に見て得か、ということを検証してみようではありませんか。

センター対策にかかった時間は?

ここからはとりあえず理系の場合で話を進めてみます。
さて、センターでそれなりの点数を取るためには、1年間でどれくらい勉強すればいいのでしょうか。
とりあえず、僕が通っていた河合塾では国語が週2、社会が週1で1コマ90分の計4時間30分の授業がありました。
予習・復習に1コマあたり多めに見積もって1時間くらいやった気がします。ここまでで週に7時間30分。
通常の授業は全部で30週くらいだったと思うので、225時間。
夏期講習や冬期講習、センター直前にそれぞれ20時間やったとすると
僕は浪人中の1年間で、センター試験のためだけに国語と社会に285時間くらい費やしたことになります。
英語と数学と理科は、2次試験対策をしっかりやればなんとかなるので
もろもろの時間を全て合わせると、年間で400時間くらいセンター対策の勉強をしたと言えそうです。
一概には言えませんが、これくらいやればセンターなんてどうにかなるはずです。
文句があるなら400時間やってから言いやがれ!

マネーの話

さて、学費の話をしましょう。
国立大学の学費は年間54万円です。
私学は早慶の理工学部から130万としましょう。入学金はとりあえず無視。

  年間 4年間
国立 54万 216万
私立 130万 520万

その差約300万。文系だともう少し差は小さくなりますが200万はくらいは差がつくでしょう。

400時間の価値は?

僕は400時間勉強することによって、親が払う予定だったお金を300万減らした計算になります。なんという親孝行ボーイ!
時給換算に直すと

300万円/400時=7500円/時

時給7500円で1年間普通に働くと年収は(1日8時間、週休2日、年間50週として)

7500 * 8 * 5 * 50 = 1500万円

つまり、センター試験対策勉強をする1時間は年収1500万のエリートが仕事をする1時間と同程度の金銭的価値を持つのです!!
さぁ!これが分かったら君も国立大学を目指すんだ!*1
(これは似非科学です。真に受けないでね)

*1:全ての前提に努力が報われて国立大学に受かることが必要なのは内緒。あと、要領よくやらないとどんどん1時間の価値が下がっていくから、効率よくやらないとダメだね。