オリジナルを作る勇気

日々様々なアイデアが頭に去来する。

その中には、自分でも下らないなと思うようなものもあれば、これはいいんじゃないかと思うものもあるが、基本的に共通しているのは、少なくとも世界に同じ事を思いついた人が100人はいる、ということだ。

もしくは、一見新しく見えても、実際は既存のものの新しい組み合わせに過ぎなかったりする。

そのように認識するようになってから、ずっと考えているのが、ではオリジナリティとは一体何なのか、という疑問だ。

何を考えても誰かと同じで、何を考えても組み合わせに過ぎないというのなら、何をもって僕は新規性というものを捉えればいいのか。

 

最近になって見えてきた一つの答えは「100人が思いついても、1人しか実行しない」ことがオリジナリティを生むという考えだ。

99人が腰が引けて実行にうつせないものを、ただ1人それの可能性を信じて形にすべく勇往邁進したのなら、その勇気こそがオリジナリティの正体なんじゃないのか。

そんなことをふと思った。