三匹のおっさん+阪急電車

三匹のおっさん (文春文庫)

三匹のおっさん (文春文庫)

久々にミステリーじゃない小説を読んだ。そもそも読もうと思ったきっかけは研究室の教授に薦められたことだったりする。そして読み終わった最初の感想は「先生、こういうのが好きなんですか」だった。そして、僕も結構面白く読めた。どうやら続編の「三匹のおっさん ふたたび」なるものも刊行されているようだが、まだ文庫化はされていない様子。しばし待つとしよう。
阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

三匹のおっさんが面白かったからついでにこっちも読んでみた。なんともハートウォーミングな内容で(三匹のおっさんもそうだったけど)読み終わってホッコリした。 電車の中で他の人の様子を見たりすることが、僕はそれほど多くない(他人がどの程度見ているのか分からないので比較できないんだけど)が、毎日多くの人の人生を乗せて電車は走っているんだなぁとか思った。特に何も考えずに文章を追いさえすればよいので読んでいて楽だったまる