「勉強して何の役に立つの?」と言う子供にどう応えるか

「こんなの勉強して何の役に立つの?」と言う子供になんて応えるべきか。

Web上では「これが正しい対応だ」と得意げになっている人がいるけれど、そのどれも納得のいくものでない。だって、僕ら人間は十人十色で、だから、正しい答えも子供の数だけ存在するはずなのだ。全てを解決する銀の弾丸は存在しない。

けれど、一つだけ言えることがある気がする。

それは、その大人が勉強していないのならば、子供はきっとそれを見抜く、ということだ。どんなに素晴らしい理由を論ったとしても関係ない。

自分のことを棚に上げて、一方的に正論を押し付ける大人が僕たちは大嫌いだったじゃないか。きっと今の子供だって同じだろう。ならば、まずは自分の態度を改めることから始めなければならない。話はそれからだ。