分身

分身 (集英社文庫)
分身 (集英社文庫)
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東野 圭吾
集英社
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学部時代にミステリー小説にはまって、その延長線上で東野圭吾を読むようになった。今回で東野圭吾は20冊目くらいじゃないかと思う。

この本自体が出版されたのは90年代前半くらいで、その頃には「変身」とか「天空の蜂」とか、行き過ぎた科学技術をテーマにした小説が多く、「分身」もその流れの中にある小説だった。(変身は脳移植、天空の蜂は原子力発電、そして分身はクローン技術が題材)

面白いといえば面白いけれど、ネタばらしをするのが早かった。

東野作品の中では平均点以下。