今年の高校駅伝はクリスマス決戦

まだ日も上がる前の早朝にもぞもぞと布団から這いると、こんこんと流れる鴨川の河川敷へと繰り出した。長らく自堕落な大学生活を送ってきたが、夜明け前の空気をすんっと吸い込むと、このように堕落する前のまだ背筋が天を目指す鯉のぼりが如くしゃんとしていた頃の想い出が蘇る。嗚呼、懐かしきかな青春の日々。
高校駅伝に熱を入れた帰結として京都大学に進学するに至った経緯については、先の記事で言及したとおりだ。今年も12月25日に全国から集まった選ばれし高校生達が襷に思いを載せて都大路を駆け抜ける。京都にいる人も、いない人も、韋駄天が如き齢い17、18の怪童達の有志をその目に焼き付けていただきたい。
ここまで来たからには風邪なく、怪我なく存分に力を発揮していただきたいものである。若人たちに栄光あれ!