院試用語説明対策
情報システム
- XPath
- XML文章の中の特定の要素を指し示す記述方法を定めた規格。XSLTやXPointerで使われる位置指定の記述方式を独立させたもの。
- XQuery
- XML文章を検索・抽出するための関数型言語のこと。
- DTD
- SGMLやXMLで文章を記述する際、その文章中でどのようなタグや属性が使われているかを定義したもの。
- 空間アクセス法
- 多次元の点、線、多角形などの幾何学的なものに対する検索手法の総称。ハッシュ法の応用としてZ-ordering、B木の応用としてR木などがある。
- Z-ordering
- 空間充填曲線。
- R木
- B木をn次元オブジェクトに拡張したもの。平衡木。
- R+木
- R木を改良したもの。点質問の場合、非葉節点に対応するMBRに重なりが許されないので、根接点から1つの葉節点までの探索で終了できる。R木よりもサイズは大きくなる。
- ベクトル空間モデル
- 情報検索を行うためのアルゴリズムの一つ。高次元ベクトル空間上に位置するオブジェクトと検索クエリの相関を用いて検索相手を見つける。
- コサイン相関
- ベクトル空間モデルにおいて相関量を求める方法。二つのベクトルのなす角をコサインを用いて表現する。
- 適合フィードバック
- 検索クエリを洗練する方法。検索結果に対してユーザが適合・不適合を判断したものを用いてクエリベクトルを改良していく。
- 内容によるフィルタリング
- ユーザが入力したキーワードやユーザのプロファイルの情報の内容を照合することによって情報を取捨選択する。
- 協調フィルタリング
- ユーザとプロファイルや興味・関心が類似している人の情報に対する評価を基に情報を取捨選択する。
- B木
- 多分木の平衡木からなるデータ構造。多くのDBMSで実装されている。
- false dismissals
- 誤った棄却。枝刈りの結果正しい答えが棄却されること。
- fals alarms
- 誤報。検索結果に間違った答えが含まれていること。
- PageRankアルゴリズム
- グラフ構造における節点のランキング手法。有向グラフで用いられることがおおい。Webの場合、沢山リンクされているページにリンクされているページが高い評価を受けるようになっている。
- HITSアルゴリズム
- グラフの各接点にハブ度とオーソリティ度という二つの評価尺度を導入したランキング手法。ハブ度の高い接点にリンクされる程オーソリティ度は高くなり、またオーソリティ度が高いページを沢山リンクするほどハブ度が高くなる。ランキングに用いられるのはオーソリティ度。